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小村肛門科医院

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小村 憲一 院長
インタビュー
小村 憲一 院長 コムラ ケンイチ
KENICHI KOMURA
小村肛門科医院
出身地:東京都
趣味:合唱「娘と一緒に」
好きな本・作家:歴史物・東野圭吾
好きな映画:『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
好きな言葉:「試練は呼びかけ」(高橋佳子)
好きなアーティスト:嵐、サザンオールスターズ 、矢沢永吉
好きな場所・好きな景色:八ヶ岳・荒川放水路から見る富士山
■祖父、父から受け継いだ肛門疾患専門診療所
当院は1935年に私の祖父が開設した医院です。開業当初は小児科も診ていたと聞いていますが、やがて肛門科一本となり、父がそのあとを受け、私がまたそれを引き継いだという形になります。
この道を志したのは、両親の教育の賜物といいますか(笑)、期待を受け止めたというところでしょう。反発をした時期もありました。しかし、その反発に対する父の怒りを跳ね返すほど、なりたいものが見つからなかったというのが正直なところです。
しかしそれも、今振り返ってみれば良い方向へと導いてくれたと思っています。私の専門である肛門の手術は、結果がすぐに分かります。良い手術をすれば感謝していただけますし、上手くいかなければ、当然、それなりの結果しか出ないわけです。そのシビアな面が逆にやりがいともなりますし、良い結果が出たときの患者さんの笑顔がなによりの励みとなっています。

小村 憲一 院長 小村 憲一 院長

■おしりの悩みはさまざま。そのすべてに応えていきたい
患者さんは0歳から90歳の方まで、老若男女問わずいらっしゃっています。赤ちゃんで多いのは乳児痔瘻(にゅうじじろう)といい、肛門に膿がたまる病気です。女性に関しては、出産後、おしりの調子が悪くなる方が多いですね。
全体を見れば、イボ痔(痔核)の方が大多数でしょうか。腫れていたり、出血が見られたり、排便時に外に出てしまう(脱肛)という症状で来られる方が多いと思います。残りの方は、切れ痔や痔瘻(じろう)、直腸脱、さらに最近では便が漏れてしまう(便失禁)という方が増えています。
便失禁は、「年だから仕方がない」とあきらめてしまう方が多いのですが、治療をおこなうことによって、充分に改善が可能です。たとえば、バイオフィードバック療法というものがあります。便失禁は、肛門を上手く閉められないゆえに起こる症状です。ところが、ご本人は閉めているつもりでも、大臀筋(お尻の筋肉)にのみ力が入っていて、肛門が閉められないという方がいらっしゃいます。これをセンサーを使い、閉める感覚をおぼえていただくのがバイオフィードバック療法です。
他にも、閉める感覚はあっても、その力がないという方に、電気的な刺激を骨盤回りに加え、閉める力を強くする低周波電気刺激療法というものもあります。すべての方が完全に良くなるとは言いきれませんが、少なくとも今よりは改善させることは充分に可能です。

■1人ひとりの方と寄り添い、一緒に治療方針を決めていく
小村 憲一 院長診療の流れとしては、問診票に基づいてお話をうかがったあと、横になっていただき、おしり回りを視触診し、肛門鏡(おしりの中を見る機器)を入れて観察していきます。これらの検査でおおよその判断が付くことになりますので、その後、状態を説明し、治療の選択に移っていくことになってきます。
その方がこれまで受けてきた治療の経過にもよりますけども、手術が一番の選択肢になることは多くありません。痔核の場合であれば、まずお薬から治療を開始することがほとんどです。その場合にも、お薬で改善が見込める範囲と、それ以降の選択について説明を加えていきます。
すべての方が完全に治ることを望まれるわけではないのです。「出血が止まれば充分」という方もおられれば、「脱出が嫌だから、全部取ってください」という方まで、患者さんの希望はいろいろ。こちらとしては、その方が何に一番困っているかをお聞きし、どの段階までその悩みを解消するかを一緒に考え、その方向性に沿って治療を進めていくことになります。

■常に研鑽を続け、心身の痛みをやわらげてあげられるように
当院の特色としては、やはり痔の日帰り手術ということになります。同じ痔の手術をするにしても、日帰りと入院では、ハードルの高さが異なります。入院の場合、何かあっても対処出来ますが、日帰りとなるとそうはいきませんから、より完成度の高い手術が日帰りでは求められるということになります。
完成度を高めていくには、患者さんの訴えを真摯に聞き、それを反映させていくことに尽きると思います。術式というものは決まっています。ですが、たとえば出血が見られたとしたら、2針縫うところを3針縫っておけば、それを防げたかもしれません。そういった細かなことを積み上げていくのが大切なんですね。「痔」と一口に言いますけども、人の顔と同じように、同じ痔はないのです。常に改善点を探し、努力を続けていくことが大切と思っています。

緩和ケアの世界では、「4つの痛み」という考え方があります。順番に申し上げますと、身体的痛み、精神的痛み、社会的痛み、霊的な痛みというのがそれですね。これを痔に当てはめますと、身体的な痛みは治療によって取り除くことが出来ます。次に精神的な痛みですが、おしりの症状を訴えてくる方の中には、目で見ても、画像を通してみても何も異常が発見出来ないことがあります。それを「何もない」で済ますのではなく、その方に寄り添い、考えられる原因を一緒に探していくことが必要です。「なぜ自分はこの病気になってしまったんだろう」といったお悩みを抱える霊的な痛みに関しても、その観点が必要です。
痔は、それ自体があることが時に社会的なコンプレックスとなってしまうことがあります。それに対し、一生懸命治療をおこなうことの結果として、患者さんが抱えたコンプレックスを改善し、少しでも貢献出来たらと思っています。

■これから受診される患者さんへ
なかなかその一歩が踏み出せないのだとは思いますが、不調を感じたら、早めに受診していただいたほうがよろしいかと思います。自己判断でお薬に解決の手段を求めがちですが、かえって状況をひどくさせている方を多数お見かけします。いらしたからといってすぐに手術というわけでもありませんし、治療の方針も一緒に決めていきますので、できる限り早く受診していただきたいというのが、私の願いです。

※上記記事は2017年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。


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